冬場は1年のうち一番バイクに負担がかかる季節です。
特に、「寒さ」によってバイクに負荷がかかります。
普段より細かくメンテナンスをすることで、冬場でもバイクの状態を正常に維持することができます。
特に、寒暖の激しい12月や3月など冬のはじまり、冬の終わりには注意して下さい。
たとえば、バッテリーの管理。
冬は気温が低くなりますから、バッテリーの劣化が気になります。
バッテリー液の特徴に、気温が低いと化学反応の度合いが鈍くなるという特徴があります。
電圧も低い状態を維持してしまいがちなので、バッテリーがあがってしまうことがあるのです。
冬場にバイクにはあまり載らないという方は、バッテリー管理にご注意ください。
バッテリーがあがるとエンジンがかからないので、こまめに充電することも忘れずに。
冬場の特徴としては、昼と夜の気温の変化が激しいという特徴もあります。
これは、ガソリンタンクに影響を及ぼします。
冬場にはタンク中に結露が発生してしまい、この結露をほおっておくと、タンク内部がさびてしまうのでご注意を。
対処法としては、ガソリンを常に満タンの状態にしておくこと。
結露ができる場所を無くすことです。
もし結露が発生してしまうと、タンク交換となってしまうケースがあります。
タンク交換ははっきり言ってお金の無駄です。
せっかくツーリングの季節だと思ったら、バイク乗りの天敵「雨」の季節がやってきます。
梅雨の雨はしつこく、連日降り続くなんて日もあるでしょう。
バイク置き場に屋根がないのなら、バイクが雨にぬれないよう対策を。
雨が降っていなくても、梅雨の時期には湿度が高くなりますから、梅雨対策が必要です。
バイクは金属でできています。
ずっと雨にあたっている状態では、さびてしまいますし湿度が高い場所にあっても同じです。
出来るのであれば、ガソリンタンクの水抜きをしましょう。
最近では、バイク専用のガソリンタンクの水抜き剤が販売されていまから、それを使うと簡単です。
普段バイクに乗らない方は特にご注意を。
梅雨の時期にも結露がおきやすいですから、結露によってタンク内がさびないようガソリンを満タンにしておいてください。
錆びてしまったら、バイク屋さんへ行くと錆びとりをしてもらえます。
これが時間もお金もかかることなので、自分で日ごろからメンテナンスをしておくと、バイクの維持費が相当安く済みます。
梅雨のメンテナンスは、冬場よりも細かく行うこと。
何より、気に掛けることが大切です。
季節に合わせたメンテナンスで、1年中快適な走行を楽しむことができます。
夏場には熱対策を、そしてライダーにとっては最高の季節、秋には思う存分ツーリングを楽しんでください。