バイクを中古で買われる方は多いですが、そもそもどうして新車よりも中古を選ぶのでしょうか。
ほとんどの方が、同じ年式の車種と比べても比較的安く購入できるからという理由をあげます。
実際、私の愛車も中古で購入しました。
CB400は教習バイクとして使われるほどの安定した走りができるバイクでありながら、警察官が使用しているという優秀なバイクでもあります。
スポーツ走行をするときには、まるで人が変わったかのような加速を魅せてくれるのも魅力です。
新車で買うとそれなりの値段がします。
ましてや、もし生産終了となっているバイクだったら、新車で買うことはできません。
購入時の価格は、新車の3分の2ほどの値段でした。
でも、前オーナーが比較的大切に乗っていたので、まるで新車のような状態でした。
安いうえに、現役ばりばりに走る。
それなら、新車よりも中古バイクのほうが良いのではないかという考えです。
中古バイクで心配なことといえば不良です。
整備不良は中々見落としがちですし、やはり走行距離が多いものだとそれ相当のガタがきているので、長く乗れるものではありません。
新車に比べて安く抑えられる。
販売されていないから中古しかない、そんな理由だと仕方がないですが、購入の際には不良がないかしっかりとチェックしなければいけません。
中古バイクを購入する際には、自分なりに条件を決めておきましょう。
たとえば、使用目的。
通学に使うのか?毎日ツーリングへ行くのか?
決めておくとどういったバイクが向いているのかがわかります。
維持費はいくらくらいなのか?
毎日ツーリングへ行っても、月に2万円もかかりませんよ。
2年に一度車検がありますが、それも趣味だと納得できる範囲の出費です。
本体価格は?どうやって支払うのか?
ローンを組む場合は、手付金が必要ですし本体価格の現金を用意できるのなら問題ありません。
大きさなどのスペックは?
中古バイクでも想像と違って乗りにくい、などの問題があるので、試乗されることをおすすめします。
こういった情報は、自分でメーカーに足を運ぶ、またはインターネットから情報を得ることができます。
ネットで調べたり、バイク屋さんへ行ってみると思いもよらぬ掘り出し中古バイクを見つけることができるかもしれません。
今では、自分の目で確かめなくとも物を購入できる時代となりました。
インターネット通販やオークションなどです。
走行距離はごまかせませんが、傷や乗り心地などはごまかせますよね。
人が「乗りやすい」と言っても、あなたが乗りやすいとは限りません。
私は試乗して購入を決めました。
一度は目で見てみなければ、わからないことがたくさんあるからです。
あと気を付けてほしいのは、試乗を目的に行ったとしてもその場で購入を決めてしまい、その日に契約される方が多いと思います。
それだと、試乗したあとから検討する時間がありません。
状態を確認してから数日は、検討する時間を持ってください。
そのほうが、後々後悔しませんよ。