ヘッドライトの交換というのは、主にドレスアップパーツの1つとして行われていることが多いです。
つまり、機能性ではなく見た目重視でヘッドライトの交換を行っている人が多く、今ではカスタマイズの定番となりました。
また、カスタマイズはチューニングではありません。
チューニングは、カスタマイズのように外装などを交換する行為ではなく、自動車のエンジンパーツなどを交換することで、自動車の性能を上げる行為です。
ですが、このような行為は危険とされているため、マフラーなどで爆音が出るタイプのものに交換することは禁止されています。
結論として、過去であればドレスアップ、チューニングを行うというのが、バイク乗りの間では当然のことでした。
ですが、今では規制もありそのような改造ができなくなっているのです。
そこで、近年ではバイクイベントなどを盛り上げる目的で、ドレスアップコンテストなどが開催されるようになりました。
これにより、一般の人にもドレスアップという行為を知ってもらえるようになったのです。
ドレスアップの要点は、なんといっても格好良くなることです。
バイクというのは、なるべく価格を抑える目的で必要な物が最低限取り付けられているだけです。
そのため、不足しているパーツも存在しますし、全体的にデザインは質素なものが多いのです。
ですが、ヘッドライトの交換などで全体的にボリュームのあるドレスアップを行うと、それだけでバイクの雰囲気が変わってしまうこともあります。
さらに、ヘッドライトの交換は誰でも行えます。
というのも、交換作業はマニュアルが存在するため、マニュアルにそって工具を使って交換作業を終えるだけで良いからです。
今ではドレスアップコンテストの影響もあり、ドレスアップに必要なパーツも純正品が数多く出ています。
純正品はメーカー純正の品物という意味で、最近では純正品のみのドレスアップコンテストも数多く開催されるようになりました。
ヘッドライトの交換は、なにもデザインセンスを活かして格好良いバイクを作り上げる・・・だけが目的ではありません。
近年では、安全性を高める目的でヘッドライトを交換している人もいます。
最初から取り付けられているものでは、光量があまり足りていないため夜間走行において、充実した走りを期待できるというバイクは多くありません。
そこで重要となってくるのが、ヘッドライトのサイズアップです。
サイズアップにも対応しているのですが、その際には特殊な工具を使う必要もありますし、場合によっては固定するために技術を要するものもありますので、個人ではなく業者を通じて行うことが多い交換でもあります。