CB400に乗っていてふとウインカースイッチが硬い?と思ったこともありますが、これ、動きが重くなっているために硬いと感じるのです。 バイクに乗る時にはグローブをつけるのでなかなか気が付かず、ちょっと買い物に行くとき素手で操作したときに感じる事が多いといいます。
ウインカースイッチが硬くなっているのを放置すると、どんどん固くなり操作しにくくなるのです。 今のうちにしっかりメンテナンス、注油の必要があります。
工具としてはプラスドライバーが必要、それに潤滑させる必要があるので、グリスになるもの、チェーンルブやシリコンスプレーなどを準備、スイッチボックス掃除用に綿棒やつまようじなどがあると便利です。
グリスになるようなものは何でもいいですし、スイッチボックスをきれいにするためのグッズは自分で工夫して利用します。 利用する工具も準備するものも少ないのでメンテナンス作業としては楽な方です。
ハンドルの下からスイッチボックス裏面を見ると、スイッチボックスにネジが2か所あります。 それを外してスイッチボックスを開けますが、配線やそのほかのスイッチなどがあるので、完全に大きく開くことは少ないです。 そのため、作業は隙間から丁寧に行う必要があり、ちょっと面倒と思う方もいると思います。 こまめにメンテしていれば大掛かりになることも少ないので、定期的に行うほうが作業も楽になります。
スイッチボックスの中を見ると結構汚れていて、まずは清掃が必要です。 綿棒等を利用して行いますが、割りばしにウエスを巻き付けてやると奥まで届いて掃除しやすいと思います。 きれいに清掃出来たらシリコンスプレーを可動部分にスプレーして、スイッチを動かすのです。 次第にスイッチの重さがなくなるので、いい感じの動きになったら完了、カバーを締めてネジを軽めに締めておいてスイッチを動かしてみて、ウインカーが付くかどうか確認します。 しっかりウインカーが付くようなら完了、緩めにしていたネジをしっかり締めて完了です。
ウインカースイッチに注油するともちろん動きがスムーズになり、硬いと感じる違和感もなくなります。 硬いな?重いな?と感じ始めると、運転していても実はウインカースイッチに違和感を持っていて、意識がそっちに行ってしまうこともあるのです。
運転しているとき、ちょっとした不都合でも事故のリスクになることがあるので、メンテできる部分はしっかりしておくことが基本になります。 ウインカースイッチがスムーズに動くようになると、スイッチを気にすることもなくなり快適です。