バイクは自動車よりもリスクが高い乗り物、これは皆さん承知されていると思います。 自動車のように自分の身を守ってくれるボディは存在しませんし、バイクスーツを着ていてもやはり生身、転倒すれば大けがする事も多いのです。 転倒のリスクを減少させる基本的なこと、スリップサインが出始めたらタイヤを交換することが必要、これも非常に大切なこととなります。
タイヤ交換は自動車も二輪もやらなければならないときがありますし、バイクのりなら自分のバイクのタイヤ交換くらいできなくては・・と考える人も多いはずです。 今回CB400のタイヤ交換を行ってみたので、その順序、コツなどお知らせしようと思います。
今バイクが履いているタイヤを見るとどのサイズが必要なのかわかりますが、CB400SFの場合、NC31と比較すると結構大きめです。 フロントが120/60 17、リアが160/60 17となります。
サイズについてはこのサイズを探せばいいのですが、タイヤの溝の好みもあるので、そのあたりもよく見て購入が必要です。 タイヤの溝の違いで結構バイクの印象が変わりますし、タイヤ交換はそうそう行うものではないので、ちょっとこだわって選んでみてもいいと思います。 今回の交換ではピレリのディアブロ ロッソ3への交換です。
最初にフロントから開始、センタースタンドがないためリフトアップし、ブレーキキャリバーのボルトが2本あるのでそれを外します。 シャフトを締めているボルト、フォーク下部分の2本のネジ、合計で4本を緩めてみると、反対からシャフトがきれいに抜けてくるのです。 ホイルの両側にはカラーがついているのでなくさないように別のところに置き、タイヤを外してビートを落とします。
ついでにバルブも好感しておくと安心、これは普通の車用のものでOKです。 つけるタイヤは寒いようなら天日で温めておき、ビートワックスをしっかり塗んでおきます。 フロントを設置したら次にリアのタイヤ交換です。
リアはシャフトを1本抜くことで取れるので、ブレーキキャリパーなどは外す必要がなくフロントよりも楽に交換できます。 ブレーキブレードなどもかなり汚れているので交換しておくと安心です。
タイヤの空気圧をみて体内と思う時に空気圧を調整しますが、空気をいれるときには防爆フェンスなどを利用して行うほうがいいと思います。 タイヤがそこで破裂など起こすと、けがをすることもあるのでこうした措置がとれないときには、バイクショップ、またガソリンスタンドなどに行ってもらうほうが安全です。 今はタイヤを楽に交換できるようにグッズなども多くなっています。 タイヤを交換するときには、こうしたリスクへの備えも必要です。