バイクは自動車よりも小回りが効き、駐輪も便利な乗り物ですが、雪や雨が降ると使いにくいというデメリットがあります。 自動車を使えば冬場のバイクのデメリットは解消されるのですが、駐車場を探すのに手間取ったり、維持費がかかるという点で自動車を敬遠するライダーも多いはずです。
そんなライダーにおすすめなのが、「ファットバイク」です。 ファットバイクというのはタイヤの太さが従来の2倍ほどもある自転車のことです。 ファットバイクはもともとが雪道を走行することを想定して作られており、悪路でも滑りやすく、快適な走りを楽しむことができるように設計されています。
ファットバイクにはマウンテンバイクの2倍以上の極太タイヤが装着されており、冬場の滑りやすい路面でも安定した走行が期待できます。 マウンテンバイクのタイヤ幅がだいたい2インチなのに対し、ファットバイクのタイヤの幅の平均は4インチ (約10cm)で、衝撃をしっかりと吸収してくれるのが特徴です。 冬仕様のファットバイクのタイヤにはスパイクピンが埋め込まれており、滑りにくいのも大きなメリットです。 15センチ程度の積雪であれば、歩くよりもはるかに快適な走行が楽しめるファットバイク、降雪地に澄んでいる方はぜひ試してみることをおすすめします。
ただし、ファットバイクは滑りにくい反面、重量がかなりあるというデメリットも忘れてはいけません。 また価格的にも通常の自転車よりも値のはるものが多いので、それなりの覚悟をして購入する必要があります。
ファットバイクはいろいろなメーカーから市販されていますが、その中でも特に人気が高いのが「Surly(サーリー)」の製品です。 Surlyは1998年に創業されたアメリカのメーカーで、ファットバイクブームの火付け役になったことでも知られています。 極寒の地ミネソタの氷が張った道路でも走ることのできる自転車を追求した結果、生まれたのがSurlyのファットバイクです。
Surlyの量販ファットバイクフレーム「PUGSLEY」が発表されたのが2004年のことで、それ以降さまざまなメーカーがファットバイク生産に乗り出すことになります。 Surly以外にも人気の高いファットバイクを生産するメーカーがたくさんありますので、いろいろと検討してみるのも楽しいものです。
Mongooseのファットバイクは4インチを超える超極太タイヤで、キッズ用のラインナップも充実していることで定評があります。 また、1980年代にミネソタ州で誕生した自転車メーカーSALSAも見逃せません。