ピックアップツールのピックアップは拾うという意味でツールは道具ですから、そのままの意味ですと拾うための道具ということです。 つまり、落ちてしまった細かいものなどを拾うのに役立つ道具になりますので困ったときに助けてくれるでしょう。
こうしたピックアップツールはマグネットタイプ、フレキシブルタイプがあり、それぞれサイズが違います。 フレキシブルタイプの方が重さも軽く小さいのですが、マグネットタイプの方が磁石のサイズが大きくなっていて大きなものをもちあげるのには適しているかもしれません。
では、具体的な使い方例をご紹介します。 たとえば、バイクのメンテナンスの際などにちょっとよそ見をしたときやふとした瞬間にボルトやナットを落としてしまったということがある人は多いです。 その場所が分からなかったり、倉庫の中の物と物の間に落としてしまったりするためにどうしたらよいかと途方に暮れる場合もあります。 ホウキの柄を使ったり、どこからか探してきた棒を使ったりと涙ぐましい努力をしても落とした物を取れないこともあるでしょう。
そんな時にこのピックアップツールを使います。 マグネットタイプですと磁石が反応して落としたものを探すことができるのです。 特に物と物の間のような暗くて捜索不可能な場所でも、このマグネットタイプが探してくれます。 落とした物が磁石に反応してくっついてきてくれるのですから嬉しいことです。
その他にはワッシャーやナットを取り付ける時にその場まで落とさないように運ぶのはかなり大変です。 細心の注意を払って持っていかないといけません。 そんな時にこのピックアップツールを使うと落とさずに安心して運べます。
ピックアップツールには種類がありますので、使用目的に合わせて使い分けをするということがコツです。 たとえば、メンテナンスの現場ですとストレートタイプのみでなく、先が曲がるフレキシブルタイプも必要でしょう。 というのもフレキシブルタイプは伸ばすと600mくらいの長さになりますので、どんなに狭い場所や遠い場所にものが落ちたとしても対応できます。
特に車のエンジンのメンテナンスですと部品の数も多いので、何かを落としてしまいますと大混乱になる可能性大です。 特にねじなどの小さいものですとどこに行ってしまったか分からず、ストレスになるという人も多いでしょう。 けれども、このピックアップツールがあればどんなに小さいものを落としたとしても直ぐに探せます。 こういった利点をうまく利用した上で軽いもの用、重いもの用にも分けて使うとよりいっそう使いやすいのではないでしょうか。