冬場、バイクに乗る時に指先を温めてくれるのがグリップヒーターです。 指先が温まると体も温まりますし、よし、まだ走るぞと元気を与えてくれます。
グリップヒーターは冬場のバイク乗りにとって重要なアイテムですが、取り外したいと思うこともあります。 例えば、純正グリップヒーターから好みのグリップヒーターに交換したいとき、また後付のグリップヒーターを純正品に戻したい時にも取り外しを考えるでしょう。 そんなグリップヒーターを取り外したいとき、どんな風に取り外せばいいか、取り外し方を理解しておくといいでしょう。
純正のグリップヒーターを取り外す時には、まずメーカーや販売店から配線図をもらいます。 配線図がないと線を元に戻すとき、間違える可能性があるからです。 グリップヒーターを外す際、邪魔になるカウルを主としたパーツを取り外した後に、グリップヒーターを外す必要があるので注意しましょう。
配線図を見て配線を外し、パーツを元に戻して完了です。 通常、純正パーツであれば運転に支障が出ないように設計されているため、配線図をもらえばきれいに作業できるでしょう。
社外のグリップヒーターは、巻きつけタイプと純正グリップヒーターが元として、社外グリップヒーターに交換している場合があるので、取り外し方に注意しましょう。 舞きつけタイプは、配線やスイッチ類を取り外し、まきつけグリップヒーターを取り外し、外したパーツを戻せば完了です。
純正グリップヒーターをもとに社外グリップヒーターに交換した場合も、巻きつけタイプ同様にスイッチなどパーツを取り外します。 グリップヒーターも取り外し、新しいグリップヒーターを取り付けてから外したパーツを元に戻して完了です。
純正に戻す場合、元々ついているグリップヒーターを取り外すのはそれ程難しくありません。 しかしグリップヒーターは電装系に関係するパーツなので、取扱には注意が必要です。
注意点としてはメーカー、販売店から必ず配線図をもらい、取り外し方など確認しておくこと、取り外すパーツの手順も確認しておけば、破損など避けることができます。 グリップヒーターが取り外しにくくなっていたらスプレー式のグリスなど利用して取り外しましょう。 カプラーなど外したものは、防水・絶縁テープなどで保護し漏電しないように気を付けます。
社外グリップを取り外す際には、自分で取り付けた人はその逆の順番で取り外します。 前の所有者が取り付けたグリップヒーターが中古の場合は、できれば前の所有者の方に配線方法など確認し、わからなければメーカーなどに確認し、配線図があれば取り寄せておきましょう。 エレクトロタップなどは防水、絶縁処理を忘れないようにすることも重要です。