私の愛車であるHONDAのCB400が2014年の春頃にマイナーチェンジされるようです。 バイクの教習車として認知度のある車種ですので、注目度は高いですね。 マイナーチェンジというのは車体の部分的な変更のことをいいますが、主な変更点はメーター、ホイール、テールカウル、クラブバー、シート表皮、ハンドルポジションのようです。 詳細を順番に見ていきましょう。
新たに追加されたものは燃費計、外気温度、ギアポジションインジケーターです。 これらは液晶画面に映されており、近代的なデザインで魅力的です。 この燃費計はガソリン残量を計るもので、デジタル燃料が残り3Lになると点滅するようです。
そして、外気温度が数字として見ることができるようになったことはいいですね。 これで体感温度がどれほどなのかと目から情報として入ってきますし、それによってスピードの調整もでき、ペース配分にも影響してきます。
ギアポジションインジケーターついては初心者や別メーカーからの乗り換えをする方とっては嬉しいアイテムという印象です。 長く乗っているとギアの数値は感覚で分かるものですが、慣れるまではそうはいかないでしょう。 速度によったギアチェンジをすることによって、燃費へと繋がることもありますので、感覚で分かるようになるまでの指標として重要な役割を果たしてくれるのではと思います。
スポーク数が現行の3本から10本へと変更され、カーブや荒れ道での車体の安定感、また乗り心地の良さなどが向上したようです。 メーターとホイールはCB1300と共通となっており、以前からCB1300のデザインを気に入っていた方には朗報かもしれません。
乗車位置付近のカウルのことで、後ろ端の反りを抑えたデザインになりました。 「乗車時に蹴ってしまう」という利用者の声を取り入れた結果のようです。 タンデム走行にも配慮した変更ですね。 また、サイドカバーも新デザインとなっており、またがりやすさが格段に上がっています。
全体のザラつきが出ており、フィット感が向上したようです。 以前までが滑ってどうしようもないということでもなかったのですが、グリップ力が良くなると乗り心地が良好になるので、疲労の蓄積度にも影響してくるかもしれません。
タンデム時に後ろの乗車者が掴むことのできるパーツで、タンデムバーとも呼ばれることもあります。 左右分割型に設置され、安全面が向上しました。 利き腕がどちらであろうとも片手は運転者、片手はクラブバーへと使いやすいですし、もちろん両手で掴むことも可能ですので、扱いやすさも良好になりました。
幅が約10mm拡大し、グリップ位置が運転者側に10mm、上方に7mm上がりました。 もちろん体型にもよりますが、より力を抜いた体勢で乗ることが可能となります。 街乗りからツーリングまでのさまざまな面を考慮した変更のようで、一段と快適な走行に期待できそうです。