ワインディングロードでバイクの魅力をたっぷり楽しみたいと思っているライダーにおすすめなのが、赤城山ツーリングです。 群馬県にある赤城山は「あかぎさん」「あかぎやま」両方の名称で親しまれている複成火山です。 日本百景のひとつにも数えられている赤城山はカルデラ湖をいくつか擁しており、変化に富んだ景色が楽しめます。 特に桜の名所としても名高いので、春のツーリングコースとしては最適です。
赤城山の麓は道路の幅も広く、道の駅など休憩できるスポットもたくさんあるので、時間的に余裕を持ってのんびりと訪れるのがおすすめです。 赤城山にアクセスするには県道4号線が便利で、ワインディングをたっぷりと楽しむことができます。
赤城山に行ったらぜひ訪れておきたいのは、やはり赤城神社です。 赤城神社にアクセスするには、関越自動車道の赤城インターより国道353号線〜県道4号線を経由して約1時間の道のりです。 この神社の歴史は非常に古く、800年頃には既に存在していたという文献が残っています。
鮮やかな朱塗りが非常に美しい神社で、有数のパワースポットとしても知られており、特に女性の願いは必ず叶うと言われています。 火口原湖である大沼のほとりに建っており、訪れるだけでもストレスを解消してくれそうな神社です。 赤城神社が位置する小鳥ヶ島には神橋が架けられており、夢のような光景を目の当たりにすることができます。
赤城神社でパワーをもらったら、赤城山の山頂にある県立公園「赤城公園」にも行ってみましょう。 赤城公園にはハイキングコースやキャンプ場などもありますので、ここで一泊する予定で来るのも楽しいものです。 キャンプ場の利用料は無料ですが、必ずオンラインで予約をしておく必要があります。 シーズン中は希望者が多いので、早めに予約を入れておくといいでしょう。
「県立赤城公園ビジターセンター」には赤城山周辺の動植物や地質に関する資料が展示されているだけではなく、食堂もありますので、ここで休憩するのもおすすめです。 赤城山頂駅記念館のサントリービア・バーベキューホールも広々としていてメニューが豊富なので、ツーリングの途中でくつろぐには最適の空間です。 ケーブルカーの駅舎をそのままレストランに改造した作りになっており、覚満淵、大沼を見渡せる絶好のロケーションが人気です。
喜多方麺に赤ラードを用いた特製味噌味の鍋割山ラーメンや和豚もち豚 生姜焼き弁当、駅舎バーガーなど、いずれもリーズナブルなメニューで、しかもお腹がいっぱいになります。 コーヒー好きなら赤城山天然水仕立てのコーヒーも頼んでみましょう。 ピュアな赤城山天然水が、コーヒーの匂いを引き立ててくれます。