愛車のCB400に乗って、風情ある京都にツーリングに行ってきました。 今回選んだツーリングコースは、貴船・鞍馬・大原エリアです。 夏の川床料理で有名な貴船川を通り、鞍馬温泉、そして自然と山深くにある寺院が風流な大原を巡る道のりです。 まずは京都駅を起点に 烏丸通り、北大路通り、堀川通りと京都らしい道を走り抜け、府道61号線へと入ります。 といっても、だいたい30分で最初の目的地である貴船神社へと到着です。 水の神様であり、女性の間では縁結びの神様として有名なこの神社は、自分も一応、交通安全とともに良縁など願ってきました。 そして、清らかな流れが涼をそそる貴船川へと到着し、ここは川床料理で有名なところですね。
さて、貴船を後にして目指すは、鞍馬温泉です。 府道38号を通って、20分くらいの走行になります。 今回のツーリングは、短時間走行で名所や京都のスポットをじゃんじゃん巡っていきますよ。 鞍馬天狗というのを聞いたことがあると思いますが、その天狗伝説が語られる温泉宿に到着です。 秘湯っぽい雰囲気が漂い、ここで露天風呂に入らせていただきました。 1000円で天然温泉に入れて、ご満悦です。 そして、そこから2分走ったところにある、有名な甘味処多聞堂にも立ち寄ってみました。
甘い物はそんなに好きってほどじゃなかったのですが、京都に来るとお抹茶に和菓子というのが恋しくなりますね。 たくさん走って疲れた時に、ちょっと食べる甘い物は格別です。 90年の歴史があるお店でガイドブックなどにも載っているので、この機会に行っておこうと思いました。 栃の実を使った餅で餡をくるんだ牛若餅が名物です。 不老長寿の餅と言われていると聞き、やっぱり寄ってよかったです。
その後、府道38号から40号を抜け、国道367号を30分くらい走ったでしょうか。 大原の北に位置する古知谷阿弥陀寺へと到着しました。 静寂が恐いくらいの場所ですが、本堂には重要文化財になっている木像阿弥陀如来坐像などもあり、見応えがあります。
そこから国道367号を10分ほど走り、大原の山の中にたたずむ創業110年という京漬け物の老舗へと到着です。 大原は紫蘇が特産で、この店では裏にある自社農園で紫蘇を育て、しば漬を作っています。 自分は漬け物があれば、ご飯は何杯でもいける口なので、ここは外せません。 工場見学もできるし、店頭には30種類あまりの京漬け物が並びます。 何より嬉しいのは、併設のレストランで京丹波産のコシヒカリを釜土で炊いた炊きたてご飯としば漬の定食が食べられることです。 デザートには甘酸っぱい紫蘇のソフトクリームをいただき、京都ツーリングを堪能できました。