バイクが好きな人なら日本中どこまでもツーリングで楽しみたいと思うものです。 北海道はとても広く愛車で走るのは無理だと諦める人も少なくありません。 しかし、フェリーや宅急便を使えば愛車を持ち込んでツーリングが可能です。
せっかくバイクを持ち込むなら北海道の最北端までツーリングで足を運んでみてはいかがでしょう。 誰もが憧れる北海道のツーリングで定番とも言える場所にオロロンラインがあります。
オロロンラインは長くバイカーのあこがれのツーリングロードとなっている場所です。 長距離ツーリングになるためミツバチ族やカニ族といった言われ方をしたこともあります。
日本海オロロンラインは美しい景色も多く、一度訪れたときの感動はもちろんですが何度も足を運びたいと思わせるようなスポットです。 小樽と日本最北端の稚内を結ぶ道路は約300キロメートルにも及びます。
どの道も素敵ですが、特に感動的なのは最北端へのラストとなる68キロメートルほどの道道106号線の区間です。 北海道でももっとも有名な道といわれている場所で絶景が広がります。 果てしなく続く直線道路は緩やかな海岸丘陵地帯を通っており、青い空と紺碧の海をずっと眺めながら走ることができる絶景です。
オロロンラインツーリングは長距離の走りになるので早朝から出発がおすすめです。 小樽を早朝に出てしばらく走るとわかるのですが、道が広くまっすぐなので気付かないうちにかなりスピードが出ます。
多くのバイカーがツーリングを楽しむスポットなのでバイクも多いです。 そこで後継車が来てスピードを出している場合にはすぐに端によって先に行かせるようにしましょう。 長距離ツーリングになるので無理なく走ることが大切ですし、せっかくの美しい景色なので味わいながら走るようにしましょう。
後ろからすごいスピードでバイクが来ると少し怖い気持ちになるものです。 しかし北海道はバイクマナーも良く、同じく観光ツーリングに来ている人たちも道を譲るとハザードを焚いてくれます。 優しい気持ちになりながら走ることのできる場所です。
しばらく走るとだんだんとレーシングコースのような道から北海道の景色が楽しめるようなスポットへと変わっていきます。 ただし海沿いの道は地形に沿って作られていて起伏が激しいです。 楽しみながら走ることができる反面、安全運転に注意して走る必要が出てきます。
北海道はとても広大で道の途中で何もないことも多いです。 そこで休憩はとれる場所でこまめにとるようにしましょう。 道の駅もいくつかあるので立ち寄って休憩をとりながら景色眺めたり食事をしたりするのがおすすめです。