私の愛車はホンダのCB400です。 このバイクを選んだ一番の決め手は、デザイン性とフォームの良さです。 もちろん機能性や走り心地の良さも重視しますが、ホンダのバイクならどれを選んでも、その点は問題ないという信頼を抱いています。バイクを乗っている人の多くは、子供の頃に見ていたヒーローもののアニメや実写ドラマに登場する、正義の味方が乗っているバイクを思い起こさせるからかもしれません。 小さい頃からバイクに憧れて、カッコイイ一台を買いたいと思う人がいきつく先が、このバイクだと個人的に感じています。
さて、愛車の紹介はこのくらいにして、秋のツーリングの楽しみについて語りましょう。秋といえば、やはり食欲の秋ではないでしょうか? 海の幸、山の幸ともに美味しいものがたくさん獲れる季節です。 この時期のツーリングの目的といえば、やはり秋の味覚を楽しむことに尽きます。 秋の味覚と言われて、真っ先に思いつくものは何でしょうか?
私の場合はサンマです。 関東近郊でサンマが水揚げされる漁港といえば、気仙沼、銚子が候補に挙がりますが、今回は休日日帰りでサンマ以外の味覚も存分に味わいたいと思い、茨城の大洗港に向かうことにしました。 東京から常磐道を飛ばせば2時間ほどで着きます。秋晴れの日を選んで朝7時に出て、市場がやや落ち着いた9時頃に到着しました。
落ち着いたと言っても、プロの買い手による競りが一段落しただけで、水揚げされたばかりの新鮮なサンマを買い求める観光客で溢れていました。 残念ながらバイクに生のサンマを積んで帰るのは抵抗があるため、その場で食べさせてくれる屋台に足を運びます。 新鮮だからこそ味わえるサンマの刺身、塩焼き、味噌汁を堪能しました。 そして、一緒に頂いたのが、もう1つ楽しみにしていた秋の味覚、新米です。 茨城は日本有数のコシヒカリの産地ですから、ピカピカで甘い新米も美味しくいただきました。 秋の味覚を堪能する旅は、これでは終わりません。
国道を抜け、千葉県の多古まで走るのですが、ここではサツマイモ掘りに汗を流します。 この辺りは全国的に有名な甘いサツマイモの産地なのです。 バイクなので、あまりたくさんは持ち帰れませんが、リュックに入れ背負うことにしました。 ここでは、焚き火で焼いたホクホクでねっとり甘い焼き芋と、サツマイモの味噌汁をご馳走になりました。 サツマイモの甘さと味噌の風味がたまりません。 さらに国道を通り、再び茨城に入り筑波へと走ります。 ここでは、柿狩りを体験し、甘く熟した柿で喉を潤しました。